妻は元有名選手 テレ朝スポーツ局幹部の不倫経費請求疑惑

「週刊文春」編集部
ニュース 社会

 11月12日深夜、表参道のコインパーキングにグレーのSUVが止まる。車から降りた男性は、助手席にいた女性と手を繋ぎながら、エスニック料理店へと入っていく。実はこの男性、テレビ朝日スポーツ局を牛耳る幹部で、この女性とはW不倫の関係なのだ。

 最近、不祥事続きのテレ朝スポーツ局。東京五輪の閉幕直後の8月8日、緊急事態宣言中に若手局員ら10人が打ち上げを決行し、転落事故を起こして警察が出動する騒ぎとなった。11月5日には特番の収録中、卓球のリオ五輪銀メダリストの吉村真晴が骨折したことも明らかに。ドラえもんがデザインされた五輪のピンバッジを、局員がメルカリで転売していたことも小誌の取材で発覚している。

 冒頭の男性A氏は、そのスポーツ局の業務推進部イベント担当部長である。

「現在、40代後半で、有名私大でアイスホッケーをしていた、筋骨隆々なイケメン。かつて局の女子アナとも噂になったことがあるほど。ディレクターとしてスポーツ中継に携わり、2006年、水泳担当時代に知り合った元有名選手と結婚。今は『世界体操』や『世界水泳』など、局が国内放映権を持つ大型スポーツイベントの実質的な責任者です」(スポーツ局関係者)

 スポーツ中継の要であるA氏は、国際体操連盟・渡邊守成会長や日本水泳連盟・上野広治副会長の信頼も厚い。テレ朝関係者が言う。

「A氏は体育会系で上を立てるため、大物に食い込む力があり、17年、他局が放送していた世界体操をテレ朝に引っ張ってくるのにも貢献。それゆえ亀山慶二社長もA氏を買っています」

IOC委員も務める渡邊守成氏

 だが近年は目に余る行動が増えていたという。

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source : 週刊文春 2021年12月9日号

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