「ここ宇宙から皆さん全員に、ハズレなしです! お金贈りをします!」
12月18日、国際宇宙ステーションからそう宣言したのはZOZO創業者の前澤友作氏(46)。宇宙旅行の費用は約100億円というが、預金残高は果たして――。
前澤氏がZOZOの保有株約19%をヤフー(現・Zホールディングス)に売却し、約1500億円の売却益を得たのは2019年11月のこと。金融ローンを返済した前澤氏の銀行通帳には、約1020億円もの残高が刻まれた。
多額のキャッシュを手にした自称“お金配りおじさん”は活動を活発化。昨年1月にはお年玉キャンペーンを掲げ、100万円を1000人にプレゼントするなど2年半で約2万5000人に総額約32億円を配っている。
さらに昨年2月には「前澤ファンド」を設立。今年元日には14社に対し、総額100億円規模の出資を打ち上げた(現在は16社)。
だが、前澤氏をよく知る会社経営者は「どの事業もうまく軌道に乗っているとは言えない」と懸念する。
例えば昨年5月、前澤氏の肝煎りで設立された株式会社「小さな一歩」。同社は離婚した親を対象に、元配偶者に対する養育費の取り立てを代行し、一定のマージンを得るというビジネスモデルである。
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source : 週刊文春 2021年12月30日・2022年1月6日号