「今回の役には、エーッ! って驚きました」
そう語るのは、NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」出演中の濱田マリ(53)の実父(78)である。
高い声とハキハキした仕草が特徴の濱田。「カムカム」では深津絵里(49)演じる「るい」が住み込むクリーニング店を、夫と共に営む和子役だ。
NHK関係者が語る。
「濱田さんは年相応の役だが、娘ほどの役柄の深津さんとは、実は4歳しか離れていない。でも濱田さんはカットがかかっても『るいちゃん』と話しかける。『普段から“18歳のるいちゃん”と思って接しないとあかん。でないと、視聴者にも18歳に見えない』と」
出身地の神戸で毎日欠かさず視聴している父親が、娘の思い出を振り返る。
「学芸会でも皆の前に出て目立つ子だった。道行く人にも『お早うございます!』と挨拶をして歩く子。うちは家内が美容室をしてますが、あの子は学校で喧嘩して泣きながら帰って来た時でも、店に入る前には涙をぬぐって『いらっしゃいませ!』と元気よく言ってた。それで部屋に戻るとまたワーッと泣く」
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2022年1月27日号