「あらあなた、水難の相が出てるわねぇ」
全身黄色のド派手な衣装と、白髪交じりのちりちりパーマで、隣人に詰め寄る“おばさん”を演じるのは女優の松嶋菜々子(48)。“きれいなおねえさん”役が多かった彼女に一体何が?
1月20日スタートのドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系)。嵐の松本潤(38)演じる主人公・中越チカラが隣近所のゴタゴタに首を突っ込み、悩みを解決していく“社会派ホームコメディ”だ。
「松本さんと松嶋さんは過去に、『花より男子』(TBS系)では姉弟役、『ラッキーセブン』(フジ系)では上司と部下役で共演しており、仲がいい」(テレ朝関係者)
冒頭のシーンの撮影の直後には、モニターチェックをしながら2人で大爆笑していたという。
脚本・演出を務めるのは遊川和彦氏。遊川氏は「その人に一番向いてない役柄を」と、俳優に“無理難題”を課すのが常だ。
「今回、松本さんは冴えないゴーストライター、松嶋さんには占いにハマるアラ還おばさんと、どちらもイメージにない役です」(同前)
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source : 週刊文春 2022年1月27日号