堀越→スタ誕→歌手→四文字 松本明子“不作”からの大逆転

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「週刊文春」編集部
エンタメ 芸能

 松本明子(55)が発起人となった「うれしなつかし胸キュンコンサート」が1月23日に開催予定。布川敏和、森尾由美など同世代アイドルが集うもので、松本はNHKラジオで「初コンサートですから、私にとって」と感慨を語った。

 バラエティのイメージが強い松本だが、元々はアイドル歌手。

「松田聖子に憧れ、“アイドルといえば堀越”と思い込み、高松から上京し堀越高校の普通科に入学。82年『スター誕生!』に合格しナベプロと契約。めでたく芸能コースに編入した」(ベテラン芸能記者)

 だが、翌83年のデビュー曲は「爽やかなタイトルをイメージしていた」のとは程遠い「♂×♀×Kiss(オス・メス・キス)」。オリコン131位と低迷し、イベントも堀ちえみのファンにサクラになってもらうほどの不入りだった。

デビュー時のキャッチフレーズは「アキコ、とんがってるネ」

「松本に限らず大沢逸美、森尾ら83年デビュー組は、前年デビューの中森明菜、早見優らの活躍のあおりを受けた。通称“不作の83年組”。松本は健康的なエロス路線を狙ったが苦戦し、3曲目の時『売れなかったらこれで最後』と自ら事務所に伝えたという」(同前)

 仕事の少なさゆえ堀越高校は皆勤。他のアイドルのためにノートを取る日々だったが、84年、“事件”を起こす。笑福亭鶴光らにけしかけられ、生放送で意味もわからず女性器を表す四文字を叫んだのだ。これで事実上の活動停止。

「だが、結果的にそれが幸いした。同僚の中山秀征に『バラエティに移ったら』と薦められ、井森美幸、森口博子らと共に“バラドル”という新ジャンルを開拓するに至る」(芸能デスク)

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source : 週刊文春 2022年1月27日号

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