「子ども達がブタ好きでね」
「ああ、トンカツとか美味しいですよね」
「いやそれも好きだけど、ブタを愛でるほうで」
仲間内でのこんなやりとり。そんな私は大の犬好きだが、子どもの影響で最近はブタも好きである。
家族でたまに訪れる三重県伊賀市の農場ではミニブタと触れあえる。
もくもくと餌を食べるブタ、兄弟で仲良く並んで寝るブタ……犬や猫とはまた違う、ノンビリした姿を見ると、勝負で荒んだ気持ちが癒やされる気がする。
滅多に出会えないが、ミニブタの子どもは抱きかかえられるほど小さい。もっともそれをするとほぼ間違いなく大騒ぎされる。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2022年2月3日号