週刊文春 電子版

生かされている|杉本昌隆

師匠はつらいよ 第39回

杉本 昌隆
ライフ ライフスタイル

「子ども達がブタ好きでね」

「ああ、トンカツとか美味しいですよね」

「いやそれも好きだけど、ブタを愛でるほうで」

 仲間内でのこんなやりとり。そんな私は大の犬好きだが、子どもの影響で最近はブタも好きである。

 家族でたまに訪れる三重県伊賀市の農場ではミニブタと触れあえる。

 もくもくと餌を食べるブタ、兄弟で仲良く並んで寝るブタ……犬や猫とはまた違う、ノンビリした姿を見ると、勝負で荒んだ気持ちが癒やされる気がする。

 滅多に出会えないが、ミニブタの子どもは抱きかかえられるほど小さい。もっともそれをするとほぼ間違いなく大騒ぎされる。

「ピギャー!(助けて)」

 まるで殺人鬼に捕まったようなリアクション。いや、頭撫でたいだけなんだが……先祖がイノシシだけあって触ると剛毛なのが意外。いや本当に可愛いのだ。

 さてアメリカのメリーランド大学で、重い心臓病の患者にブタの心臓を移植する手術が行われたそうだ。世界初で、経過は順調とのこと。心臓移植を待ち望んでいた患者にはこれ以上無い朗報になるかもしれない。

有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。

すべての記事が読み放題
月額プランは初月100円

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 音声・動画番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る

source : 週刊文春 2022年2月3日号

文春リークス
閉じる