渡部建49歳は“豊洲バイト”をやめていなかった

「週刊文春」編集部
エンタメ 芸能

 20年6月16日朝、小社会議室に姿を見せたアンジャッシュ・渡部建(49)。あまりの緊張からか、何度もトイレに足を運ぶ。そして大きく息を吸い、思い詰めた様子で言葉を発した。

「残りの人生は悔い改めて、もちろん元通りになると思ってないし、テレビに戻れるとも思ってないので……。まずはしっかりと1日1日を大切にしたい」――。

 

 小誌が報じた“テイクアウト不倫”から1年7カ月。渡部が復帰の舞台に選んだのは、04年から続く自らの原点とも言えるトーク番組「白黒アンジャッシュ」(千葉テレビ)だった。

「白黒アンジャッシュ」で復帰(千葉テレビのHPより)

「昨年末、所属事務所の人力舎がチバテレに『復帰させたい』と相談していました。人力舎の社長と渡部は協議を重ね、多くの芸人を抱える吉本興業にも仁義を切った。2月4日、吉本関係者から復帰の情報を得たスポーツ紙がいち早く報じた形です」(芸能関係者)

 この1年7カ月は渡部にとって、針の筵だった。

「初めて復帰が取り沙汰されたのは、20年11月。大晦日恒例のダウンタウン『絶対に笑ってはいけない』シリーズ(日テレ系)への出演情報が報じられたのです。渡部は急遽、12月3日に“謝罪会見”を開きましたが、逆に批判を浴び、復帰は白紙に戻されました」(スポーツ紙記者)

謝罪会見での渡部

 さらに苦難は続く。20年10月以降、人力舎に介護士を名乗る人物から電話が相次いでいた。発端となったのは、同年10月27日号の「女性自身」の報道だ。

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source : 週刊文春 2022年2月17日号

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