日本ハムが隠したかった新庄監督の“キャンプ写真”

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「週刊文春」編集部
エンタメ スポーツ

「彼が動けばメディア、ファンが一斉に走り出す。選手より監督が断然目立つキャンプなんて、巨人のミスター以来ですよ」(番記者)

 今春のプロ野球キャンプの話題を独占している日本ハム・新庄剛志監督(50)。2月15日に那覇市で行われた巨人との練習試合には、平日にもかかわらず4000人もの観衆が集まった。

「ランボルギーニで球場入りすると、原辰徳監督に香水をプレゼントし、1時間近く談笑していた。試合中は三塁コーチも務め、おどけたサインを出して観客を沸かせるなど、本当にネタに困りません(笑)」(同前)

 試合は15安打8得点で快勝。新庄監督は「めちゃくちゃ楽しい、毎日!」と声を弾ませたが、その直後に“事件”が起きた。

「試合終了後、観客が一目散に球場から走り出し、監督のランボルギーニの周辺に殺到。1000人近く集まったので、警備員は『駐車場への通路をふさがないで、立ち止まらないで』と必死に呼びかけていた。監督も大声援に指を立てる“ビッグボスポーズ”で応えたため、『新庄~』とロックコンサートのように盛り上がっていました」(居合わせた客)

ビッグボスを“出待ち”するファンたち

 しかし、この場面の写真が新聞各紙に載ることはなかった。「球団広報から各メディアに対し“使用禁止”が通達されたのです」とスポーツ紙デスクが明かす。

「新庄監督がファンの“密集”を助長していると見られたくなかったからです。万が一、監督絡みでコロナ感染者が出たり、本人が陽性になったりしたら、イメージダウンは避けられない。メディア側も連日、監督ネタを提供してもらっているだけに、球団の意向には絶対逆らえません」(同前)

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source : 週刊文春 2022年3月3日号

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