維新最高幹部が封印した山口組幹部“黒い秋田犬写真”

「週刊文春」編集部
ニュース 社会 政治

「幹部が、こういう付き合いをしていいのか!」

 昨年4月17日、五反田で行われた公益社団法人「秋田犬保存会」の総会。会員が手にした一枚の写真に場は騒然とした。激しい応酬を見つめていたのは、保存会会長で、日本維新の会の遠藤敬国対委員長(53)だ。

15年から国対委員長の要職にある

 当選4回で、維新最高幹部の遠藤氏。若い頃よりブリーダーとして活躍し、16年に保存会の会長に就任した。ロシアのプーチン大統領とも意外な接点がある。

「プーチン氏は秋田犬『ゆめ』を飼っている。保存会が選定して12年に寄贈されましたが、ゆめの父親は遠藤氏の犬です」(会員)

 だが小誌既報の通り、保存会を巡っては、本部展での不公平審査などの問題が相次いで指摘されている。遠藤氏が選挙区内の有権者に高額な秋田犬を違法寄附していた疑惑も報じた。

 さらに――。

「遠藤氏は、川北晃右副会長と暴力団組長との密接な交際を黙認してきたのです」

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source : 週刊文春 2022年3月10日号

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