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検証「深津絵里」回転焼きを1日○個売らないと生活できない

カムカム大解剖 文春でしか読めぬものがある

「週刊文春」編集部
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 深津絵里(49)演じる大月るい。夫・錠一郎(オダギリジョー)はずっと無職のままのようだ。一家4人の暮らしを支えてきたのは、るいが焼く回転焼き。一体、1日何個売れば生活は可能なのか? 徹底検証する!

深津は初の朝ドラ出演だった(写真 ドラマ公式HPより)

 2人で京都にやって来たのは、1964年。回転焼き屋を始めると決めたるいは、あかね通り商店街に店舗兼住居を構えた。NHKによれば、近くに北野天満宮があり、自転車で京都御所や鴨川もすぐというロケーション。決して地価は安くはない上京区の可能性が高い。さらに京都へ来てすぐ、ベリーこと野田一子(市川実日子)に、貯金額を聞かれたるいは「切り詰めたら2人で3月暮らせるくらい」と答えており、借家住まいと考えられる。

 では、当時の世帯支出を見ていこう。総務省統計局のデータによれば、大月家の2人目・桃太郎が生まれた76年の農林漁家世帯を除く2人以上世帯(平均世帯人数3.84人)の1カ月の平均消費支出は、17万4千790円だ。

 一方、「回転焼 大月」の回転焼きは1個60円。原価率を30%と仮定すると、売上げは1個につき42円となる。つまり、大月家が平均的な支出の範囲内で生活していくには、るいは休み無しで働いても1日約140個の回転焼きを売らなければならないのだ。

 その後、物価も上昇。だが、回転焼きが1個100円となった83年でも、同じ総務省のデータを基に計算をすると、1日あたり約125個の回転焼きを売らなければならない。

 果たして、そんなに売れるのか?

「いやいや、商店街では安定した人気でしたし、あのスターは一気に100個も……」(NHK関係者)

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source : 週刊文春 2022年3月17日号

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