「6月に崩壊」“FSB文書”を公開した男を直撃

「週刊文春」編集部
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「電撃的なキエフ占領は完全に失敗した。ロシアは追い詰められている」

 ロシアの諜報機関FSB(連邦保安局)の分析官が書いたとされる内部文書が世界中を騒がせている。この文書を次々入手し、公開を続ける男性は一体何者か。

 そもそもFSBとは、

「かつてプーチンも所属していたソ連の諜報機関KGBの後継組織です。国内外にスパイを配置し、収集した情報をクレムリンに報告している。時には暗殺などの破壊工作活動に従事することもある」(国際ジャーナリスト)

 3月4日から公開され始めた内部文書には、次のような内容が記されている。

「6月になれば経済が崩壊し、ロシアには何もなくなる。勝利の選択肢はなく、敗北のみだ」

「ポーランドやバルト3国へのミサイル攻撃も視野に入れている」

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source : 週刊文春 2022年3月31日号

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