「『タレント候補を立てるべきでない』と都議を推す声も挙がったが、結局上層部が彼女に白羽の矢を立てた」(自民党都連所属議員)
7月に予定される参院選に、東京選挙区の自民党候補として出馬する元「おニャン子クラブ」メンバー・生稲晃子(53)。

政治部デスクが背景を解説する。
「定数6の東京選挙区では、6年前に自民党から朝日健太郎氏と中川雅治元環境相が当選したが、今回、中川氏が引退を表明。中川氏の『安倍派枠』を死守すべく、安倍晋三元首相の側近、世耕弘成党参院幹事長と萩生田光一都連会長が中心となり、候補者探しを行いました」


世耕氏らは「知名度のある女性」にターゲットを絞った。
「出馬に意欲を示していた片山さつき参院議員は、二階派離脱を巡って揉めたためにNGに。本命は1億総活躍国民会議民間議員を務めた菊池桃子氏でしたが実らず。安藤優子氏、菊間千乃氏らの名も浮上したが、最終的に『働き方改革実現会議』議員だった生稲氏に落ち着いた」(同前)
生稲は高校3年時の1986年、アイドルグループ「おニャン子クラブ」に加入。工藤静香(51)、斉藤満喜子(51)とともにグループ内ユニット「うしろ髪ひかれ隊」を結成し、デビュー曲では工藤らを従え、センターポジションを占めた。


「ヤンキーキャラの工藤に対し、生稲は優等生キャラ。実際、吉祥女子高にトップ合格し、国立大進学コースにいました。大学は早稲田を受験したが不合格になり、恵泉女学園短期大学に進学しました」(芸能記者)
有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。
すべての記事が読み放題
月額プランは初月100円
既に有料会員の方はログインして続きを読む
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 音声・動画番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 2022年4月14日号