いつもは賑わう駅前の韓国料理屋の店内も、日曜日の深夜となると客もまばらだ。日付も変わって午前0時。最後の男女一組は、ようやく店員の視線に気がついた。
約3時間、したたかに飲んだはずだが、店を出た二人の足取りは意外や軽やか。やがて二人は、とあるマンションの中へと吸い込まれていったのだった。
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source : 週刊文春 2022年4月28日号