「ベンチ裏で突然、『今すぐ名古屋に帰れ!』と怒号が飛び、周囲はあ然としていました」(球団関係者)
5月4日、横浜スタジアムでDeNA・大和の二遊間ゴロを弾き、内野安打を許した中日の遊撃手・京田陽太(28)。怒った立浪和義監督(52)は直後の京田の打席で代打を送り、試合中にもかかわらず、名古屋の2軍に“強制送還”した。
プロ6年目の京田は立浪監督から堅守が評価される一方、課題の打撃もつきっきりで指導を受けてきた。
「青森山田高、日大時代を通して生真面目な性格で、監督が『やめろ』というまで練習するタイプ。目標は同じ遊撃手の元阪神・鳥谷敬で、道具から仕草まで球界随一の“鳥谷マニア”を自負しています」(同前)
今季、「143試合ショートで出られる体力があるのは京田しかいない」と期待し、打率1割5分台でも使い続けた立浪監督。なぜ堪忍袋の緒が切れたのか。
「常に自信なさげな態度だからです。練習中も首を傾げては『これでいいのかな……』と呟き、教えた打ち方をコロコロ変えてしまう。立浪さんは若手の石川昂弥などに、闘志を見せない京田の暗いムードが『伝播したらマズい』と苦い顔をしていました」(番記者)
4日の試合後、「全く精彩がない。戦う顔をしていない」と京田を糾弾した立浪監督。さらに翌5日、得点圏打率1割台と低迷する主砲・ビシエドにも「(打撃の)スタイルを変えてくれないと。頭が痛いですわ」とボヤき、4番剥奪も示唆するなど怒りを露わに。
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source : 週刊文春 2022年5月19日号