「直すのか直さないのかどっちなんだ!」

「その場しのぎで適当なことを言うな!」

 こう声を荒らげたのは小泉進次郎前環境相(41)。5月24日に行われた内閣第一部会で、警察庁の審議官を叱責していたのだ。

環境相を退いた後は、露出も減少

「毎年、6月上旬に各省の方針を示した白書を出します。自民党の各部会で了承を得た上で閣議決定をするのが通例。警察庁では例年、犯罪被害者白書を出しているのですが、その中身を巡って進次郎氏が大立ち回りを演じた結果、6月7日に閣議決定の予定が見送られたのです。警察庁幹部は関係省庁に『今国会中の閣議決定は見送り』と連絡していました」(政治部記者)

 これまで“環境派”で鳴らした進次郎氏が、そもそもメンバーでもない内閣部会に参戦したのはなぜか。

 実は進次郎氏は4月に「犯罪被害者等施策の検証・推進議連」を立ち上げている。元法相の上川陽子氏を会長に担ぎ、自らは会長代行に。日本は諸外国と比べて犯罪被害者への給付金が少ない上、自治体ごとに差があることなどを課題と捉え、支援を強化するための議連だ。

「3度も法相を務めた上川氏の他、元検事の山下貴司氏や弁護士資格を持つ三谷英弘氏、藤原崇氏らが参加しています」(自民党関係者)

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source : 週刊文春 2022年6月16日号