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梅野は「来年のために備える」虎戦士たちは個人プレーに走る

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「週刊文春」編集部
エンタメ スポーツ

 開幕から9連敗を喫し、セ・リーグ最下位に沈み続ける阪神。だが、交流戦では3カード連続で勝ち越すなど調子が上向いてきた。

「6月3日の日本ハム戦では主砲の大山悠輔が1試合3本塁打と大当たり。6点差を逆転する勝利に、甲子園の満員の観衆は大盛り上がりでした」(阪神番記者)

 6月6日現在の借金は8で、5位DeNAの背中も見えてきた。ここから一気に上昇気流に乗りたいところだが、選手の間では「この先、どんなに頑張っても優勝は無理や」と冷めた空気が漂っているという。

「やはり矢野燿大監督の退任発言が尾を引いており、『今年で辞める矢野さんをわざわざ胴上げしてもしょうがない』という声が多数を占めています」(同前)

 そんな選手たちは、早くもシーズン終盤のように来季を見据え始めている。

「目下のモチベーションは個人タイトルです。大山は昨年、新人の佐藤輝明に4番の座を一時明け渡し、その後も定着できず。今季も本職の3塁ではなく1塁や不慣れな左翼を守らされるなど不満を募らせ、最近は『本塁打を打って年俸を上げることに集中する』と割り切っています」(同前)

 一方の佐藤輝もフルスイングが目立つ。

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source : 週刊文春 2022年6月16日号

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