国生さゆりが今、代表曲「バレンタイン・キッス」ばりの情熱を小説執筆に捧げている。投稿サイト「小説家になろう」にて、本名の國生さゆり名義で『国守の愛』を公開中。国家の命運を分ける研究に携わる女性と、彼女を護衛する特殊部隊員の悲恋を描いた作品である。
「コロナ禍の2020年5月ごろから取り組み始め、今では200話を超えました。当初は構想を脚本家さんに伝えて形にしてもらおうと思っていたのですが、マネージャーさんからまず自分で書くように助言されて。iPadのメモ帳に書き始めたらここまでの長編になってしまいました」

ヘアメイク/スタイリング 三上津香沙
執筆作業に1日没頭することもあるという。
「伝えたいことをうまく書けたときに達成感があるし、まだまだ勉強だなと思うこともある。それらすべてがとても楽しいです。『なろう』の読者からも感想をもらっていて、趣味で始めたものがここまで広がるなんて驚くばかりです」
重視していることを聞くと……。
「イメージを喚起させるために、服の色から部屋の間取りまで、綿密に描くようにしています。その分、文章のリズムが取りづらくなったりもして、難しいですね(笑)」
作品のラストは、
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source : 週刊文春 2022年6月30日号