参院選公示日の6月22日。サングラス姿で、冬季五輪の会場にもなった長野市の「ビッグハット」前に颯爽と現れたのは、歌手の松山千春(66)だ。
春のコンサートツアー真最中の千春が駆け付けたのは、自らが「弟のような存在」と語る自民党新人でタレントの松山三四六(さんしろう)氏(51)の応援演説のため。
「三四六氏は長野では圧倒的な知名度を誇るローカルタレント。柔道選手として将来を嘱望されたが、明大時代にケガで挫折。その後はものまねタレントやラジオDJとして活動。東京出身ですが、2001年から拠点を長野に移し、地元局で冠番組を多数持った。芸名は、師と仰ぐ千春と柔道小説の主人公・姿三四郎が由来です」(地元記者)
小誌3月24日号では、三四六氏の“女子アナ不倫疑惑によって冠番組の有力スポンサーが降りてしまい、その後番組も終了した過去を報道。そんな彼が立候補している長野選挙区は、全国有数の激戦区だ。
「TBS記者出身で有名キャスターだった立憲民主党の現職・杉尾秀哉氏(64)とのデッドヒートです。公示前は杉尾氏優勢と見られていましたが、三四六氏が猛烈に追い上げている。三四六氏の妻で女優の網浜直子(53)も街頭演説に登場する総力戦です」(同前)
そんな弟分のために街宣車の上でマイクを握る千春。「長野のことを想うなら三四六!」と熱弁し、おもむろに、あの曲を歌いだした。
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source : 週刊文春 2022年7月7日号