「コーチ人事を決めたことない」WBCの不安要素は“栗山流”

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「週刊文春」編集部
エンタメ スポーツ

 来年3月に行われるWBC1次リーグの組み合わせが7月8日に発表された。日本は韓国、中国などと同じB組。日本代表・侍ジャパンの栗山英樹監督(61)は、「世界一しか目指さない」と、強い決意を語った。

人柄は良いのだが……

 日ハムの監督を退任後、昨年11月30日に代表監督に就任した栗山氏。プロ野球公式戦の視察に精力的に回りながら、各球団の監督や首脳陣に協力を仰ぐなど、代表監督としての活動を行ってきた。しかし――。

「指揮官としての手腕を不安視する声が絶えません」

 こう語るのは、スポーツ紙デスクだ。最大の問題は、コーチ人事や選手選考の“経験不足”だという。栗山氏は日ハムで監督を10年も務めたベテランだが、

「日ハムでは組閣や選手獲得はフロント主導で行われます。吉村浩GM(現・統括本部長)が全権を握っており、基本的に監督はそれに従うしかない」(同前)

 代表監督就任時、栗山氏は周囲にこう漏らしていた。

「オレ、コーチ人事を決めたことがないんだよね。いつも球団が連れてきてくれていたから」

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source : 週刊文春 2022年7月21日号

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