正念場の文科省汚職で“勝利”検事総長候補が洩らした一言

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「週刊文春」編集部
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 “裏口入学 ”が刑事裁判で断罪された。次男の入試点数に加点してもらう代わりに私立大学助成事業に関して助言したなどとして、受託収賄罪に問われた文部科学省元局長、佐野太被告(62)。東京地裁は7月20日、懲役2年6月、執行猶予5年の判決を言い渡した。

「足かけ4年にわたる長期間の公判だったことや、次男は加点がなくても補欠合格していたことなどから、一部に無罪が出る可能性も指摘されていました」(司法担当記者)

妻・森本加奈氏は最高検検事

 しかし、執行猶予が付いた以外は検察側の主張をほぼ“満額”で認める判決。佐野被告は無罪を主張してきたが、裁判長は「入試の公平性をないがしろにした」と一顧だにしなかった。

「この結果に一番胸をなで下ろしたのは、東京地検のナンバー2・森本宏次席検事でしょう」(同前)

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source : 週刊文春 2022年8月4日号

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