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石丸幹二56歳が忘れられない、劇団四季・浅利慶太の“最初の挨拶”「不平等の世界へようこそ」

男の肖像 石丸幹二「颯爽と猛烈に」

中村 計
エンタメ 芸能

 デビューから30年余。今や舞台のみならず音楽、ドラマに活躍の場を広げ続ける役者には、胸に秘めている目標がある。いつかあの人のように――。頂を目指し軽やかに登り続ける。

 どこか、落ち着かない様子だった。

「手の位置、どうすればいいんですかね?」

撮影 杉山拓也

 歌手であり、俳優でもある石丸幹二は、カメラを向けられても、自らポーズを決めるわけでもなく、表情もほとんど変えないままだった。

「……気恥ずかしいんですよね」

 ポツリとこぼした感想も、あまりにも普通だった。

 劇団四季の花形だった石丸幹二は2007年、42歳のときにフリーに転身。13年放映のテレビドラマ『半沢直樹』の中で浅野匡支店長という仇役を見事にこなし、一躍、脚光を浴びた。また、この8月からはトニー賞を受賞した注目作『ハリー・ポッターと呪いの子』のハリー役に挑むなど目下、舞台、音楽、映像と、まさに八面六臂の活躍を続けている。

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source : 週刊文春 2022年8月11日号

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