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「ウコンの力」「iMUSE」製造で稼ぐ統一教会系企業

「週刊文春」編集部
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 埼玉県児玉郡神川町。群馬との県境に位置し、田畑が広がる人口約1万3000人の長閑な町に、敷地面積2万平方メートル超の工場が鎮座している。大手メーカーの清涼飲料水の受託生産(OEM)や、自動販売機事業を行う株式会社コスモフーズ(本社・さいたま市)の神川工場である。

 実はこの神川工場、知る人ぞ知る、統一教会の“聖地”なのだという。統一教会に詳しいフリーライターの石井謙一郎氏が語る。

「教祖の文鮮明氏もこの地を3度訪れており、信者同士の合同の『約婚式』が行われたこともある。コスモフーズは元々、統一教会系商社『ハッピーワールド』から飲料製造部門が分割され、独立した会社です」

 1987年設立の同社は従業員数約200名、近年の年間売上高は約50億円に上る。以前の社名は「日本メッコール」で、この「メッコール」は韓国の統一教会系企業・一和が製造する清涼飲料水の名前である。

 埼玉県内の飲料製造業者が語る。

「この地域の同業者の間では、コスモフーズが統一教会系企業であることは有名です。大手飲料メーカーの営業担当の知人が、地方で行われる業界の会合に、コスモフーズの幹部から車で送るように頼まれ、車中で入信の勧誘をされたと話していた。『最初は“生き方”や人としての“正しさ”について説いていた』と」

 統一教会の内部資料によると、北池直社長はじめ、同社役員の多くが過去に合同結婚式に参加しており、統一教会系の別の企業での勤務経験がある。

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source : 週刊文春 2022年9月8日号

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