絵心がない人でも、AIに言葉で指示をすれば、AIが代わりにハイレベルな絵を描いてくれる。2022年はそんな時代の幕開けの年となった。Midjourney(ミッドジャーニー)やStable Diffusion(ステイブル・ディフュージョン)といった“お絵描きAI”が、相次いで一般に公開されたのである。
「言葉で表現できる画像は何でも創り出すことができるようになりました」と、Stable Diffusionを開発したエマード・モスターク氏は語る。
サービスが公開されるとSNSで話題が沸騰し、多くの人が“お絵描き”に励んだ。思い通りの画像が生成されることもあれば、思いもよらない画像ができる場合も。その画風は入力する言葉によって、西洋絵画風からアニメ調まで、変幻自在だ。
早速、小誌記者もこうしたAIを試してみた。「週刊文春」といえばスクープ。スクープと言えば芸能人の密会。密会と言えば高級ホテル……。こんな具合で単語をいくつか入力していくと、それらの言葉に合った画像があっという間に生成される。
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source : 週刊文春 2022年9月22日号