「あれだけ軽井沢への愛情を熱心に語っていた人が、一体どうして……」
そう首を傾げるのは、さる不動産関係者。“伝道師”のごとく様々なメディアで軽井沢の魅力を発信してきた政治学者の姜尚中氏(72)に、ある変化が。
姜氏は「サンデーモーニング」(TBS系)にレギュラー出演、鎮西学院(長崎県)の学院長にも就いている。甘いマスクと落ち着いた語り口が相変わらず人気だが、軽井沢で中古の一軒家を購入したのは2012年。100万部を超えるベストセラー『悩む力』の刊行から4年後のことだった。
「それまで姜さんは千葉の一戸建てに15年以上住んでいたのですが、東日本大震災を機に考え方が変わり、奥さんと2人で軽井沢に移り住んだのです」(同前)
姜氏の家は軽井沢駅から車で10分程の緑豊かな住宅地にあり、その暮らしぶりは悠々自適そのもの。
「庭には大きなミズナラの樹が植わっており、家の裏には小さな畑がある。姜さんは、奥様と一緒にその畑で無農薬の夏野菜を育てていました」(近隣住民)
18年には『週刊現代』のインタビューで「信州の自然に魅せられ、ここ以外に住むことは考えられません」と公言。翌年『家庭画報』に寄稿した文章でも、〈軽井沢は私にとって終の棲家〉と綴り、その魅力を存分に紹介しているのだ。
「同誌が主催した『姜尚中さんと軽井沢の魅力を語る』というランチイベントにも登場していました」(前出・不動産関係者)
だが、別の近隣住民は、こう声を潜める。
「実は姜さんは去年、突然軽井沢からいなくなってしまったんです」
“伝道師”の突然のお引越しに、知人らの間では、「軽井沢を夫妻の“終の棲家”だと言っていたのに、まさか離婚でもされたのかしら……」との噂も。一体、何が起きたのか。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます
キャンペーン終了まで
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
オススメ!期間限定
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 解説番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 2022年10月20日号