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会見中止を要求された統一教会「二世」の告白 両親の洗脳、精神病院入院、“脅迫”

「週刊文春」編集部
ニュース 社会

 約6年前、彼女は両親に向け、遺書を書き上げた。

〈私が死んだのはお前らのせいだ でも大好きだったことも嘘じゃない 悔しい悔しい 悔しい 生きていたかった 愛し愛されたかった〉

 自宅の祈祷室に掲げられた創始者の写真と向き合い、土下座を繰り返した幼少期。苦海を彷徨った日々の記憶がありありと脳裏に蘇る。彼女は〈さようなら〉と結語を綴り、ペンを置いた。

 東京・丸ノ内の日本外国特派員協会。10月7日、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の元二世信者・小川さゆりさん(仮名・26)が記者会見に臨み、合同結婚式の末に生まれた“神の子”として育てられた自身の窮状を切々と訴えた。会見場が緊張感に包まれたのは、約50分後のことだ。

世界平和統一家庭連合の田中富広会長

「旧統一教会の方からメッセージが届きました」

 同席していた小川さんの夫がA4サイズのFAXを手に、言葉を続ける。

「ここには彼女の両親の署名が入っています。〈彼女は精神に異常をきたしており、安倍元首相の銃撃事件以降、その症状がひどくなって、多くの嘘を言ってしまうようになっています。そのため、この会見をすぐに中止するように〉というメッセージが届きました」

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source : 週刊文春 2022年10月27日号

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