アメリカ中間選挙の取材に来ています。日本でアメリカのニュースを見ていると、誰もマスクをしていないという印象を受けますが、少なくともニューヨークではマスク姿をそれなりに見るのです。日本を出るときは「アメリカではマスクができないからコロナに感染したらどうしよう」と心配していたのですが、杞憂でした。堂々とマスクをしていられて、ああ、私も同調圧力に負けていたと反省しました。日本ではいまも屋外でマスクをしないと白眼視されるという空気を感じていたからです。そうした同調圧力がほとんど存在しないアメリカでは、誰もが自由に判断しているというわけですね。

 中間選挙は11月8日に投票が行われます。アメリカでは、すでに期日前投票が行われていますが、表面的には静かなものです。というのも、日本のように候補者が街頭宣伝車に乗って名前を連呼する風景を見ないからです。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 0

  • 0

source : 週刊文春 2022年11月10日号