プレイボールと同時に21歳の若武者が放った一発がこの試合、そしてシリーズの勝者を予感させた。
10月30日に神宮球場で行われたオリックス対ヤクルトの日本シリーズ第7戦。試合はオリックス・太田椋のシリーズ史上初となる初回先頭打者初球本塁打で幕を開けると、8回に1点差に詰め寄られながらも5対4でオリックスが勝利した。2敗1分けとヤクルトに追い込まれたところからの4連勝で、26年ぶり5度目の優勝を成し遂げたのである。

「試合終了の瞬間、オリックスの中嶋聡監督はベンチで頭を抱えていました。会見では『何点あっても追いついてくる怖いチームだった』と語るなど、かなり神経をすり減らした様子でした」(スポーツライター)
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source : 週刊文春 2022年11月10日号