「ご迷惑をお掛けしました」
地方の交番内で深々と頭を下げる私。ちょうど1年前の誕生日前日のことだ。
個人差はあるが、棋士は忘れ物をする人が多いと思う。思考のリソースを将棋に割り振りすぎるからで、もう職業病のようなものだ。
先日、羽生善治九段が「徹子の部屋」に27年ぶりに出演され、黒柳徹子さん相手に様々な話を展開されていた。家族の話、体調管理……忘れ物の話は非常に共感したものだ。
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source : 週刊文春 2022年11月24日号