「仕事が早いね」
いち早く対局を終え、勝利した棋士。控え室にいると先輩棋士がこう声を掛けることがある。もちろん誉め言葉である。
例えば持ち時間6時間の順位戦は、双方が全ての持ち時間を使えば終局は深夜に及ぶ。だが、持ち時間を余すことは自由なので、激しい展開だと思わぬ早い終局もありうるのだ。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2022年12月1日号