秋篠宮が名誉総裁 自然保護団体で職員大量退職《悲痛メール入手》

「週刊文春」編集部

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「2019年7月から2022年6月までの3年間で25名の職員が退職しています。7月以降もすでに3名が辞めました。職員数80名ほどの組織としては異常事態です」

 

 こう打ち明けるのは、スイスに拠点を置く世界最大の環境保全団体「世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature:略称WWF)」の日本支部・WWFジャパンの元職員だ。

 環境団体関係者が解説する。

「WWFジャパンは生物保護・脱炭素・海洋プラスチックごみ問題など国内外を問わず、様々な自然環境の課題に取り組む公益財団法人。世界で16番目のWWFとして設立され、昨年、50周年を迎えた歴史ある団体です」

 ナマズの研究で知られる秋篠宮を名誉総裁に戴き、名誉会長は徳川家第18代当主の徳川恒孝(つねなり)氏。評議員には東大名誉教授の養老孟司氏やジャーナリストの国谷裕子氏、顧問には十倉雅和経団連会長や日枝久フジテレビ会長、黒柳徹子や滝川クリステル、さかなクンなど錚々たる顔ぶれが並ぶ。一方、事務局には東梅貞義事務局長を筆頭に、今年6月末時点で79名の職員が在籍している。

イギリスで動物学を研究
東梅貞義事務局長

 収入の大半を占めるのが「サポーター」と呼ばれる個人や法人からの会費や寄付だ。

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source : 週刊文春 2022年12月1日号

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