伊勢ヶ濱部屋の幕内力士・照強(27)が、九州場所前の巡業を「扁桃の腫れによる発熱」を理由に休場した翌日、爬虫類・両生類の展示即売会に、洋服姿でまげを隠して参加していたことが「週刊文春」の取材でわかった。相撲協会は力士に対し、原則として「人前に出る際は、まげを結って着物を着ること」と指導している。
照強は九州場所、15戦全敗で場所を終えたことで注目された。
爬虫類を巡って起きたトラブル
「幕内力士が初日から15連敗したのは、31年ぶりで史上5人目の珍記録。休場せず15日間土俵を務め続けたのは、ある意味立派ですが……」(相撲担当記者)
小兵ながら力強い押し相撲を得意とする照強は、今場所で優勝を果たした阿炎と共に、若手の有望株として期待されていた。
実は彼、あまり知られていないが爬虫類を飼うのが趣味。問題はこの爬虫類を巡って起こった。
巡業を休んだ翌日にまげを隠して外出
九州場所前の10月28日のこと。照強は群馬県桐生市で行われた巡業を、「扁桃の腫れによる発熱」という理由で休場した。
「しかし翌29日、東京ビッグサイトで開催された爬虫類・両生類の展示即売会に参加しているんです。照強の知人男性が出店し、ツイッターに写真を投稿している」(照強の知人)
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2022年12月15日号