「決してネガティブな理由による退任ではない」
11月19日、日本フェンシング協会会長を任期満了で退任した武井壮(49)は会見でそう語ったが……。
2021年6月、太田雄貴氏から会長職を引き継いだ武井。以後、フェンシング日本代表は東京五輪の金メダルをはじめ、世界選手権でもメダルを獲得するなど目覚ましい成績を残した。
その一方で、日本代表をめぐる問題も発覚。今年6月には日本代表選手同士の不貞行為、さらに助成金を受給予定だった日本代表の沖縄合宿がレジャー中心だった事実を小誌が報じた。
「武井さんは選手との会議中に、『会長に就任してからコンプライアンス問題の対応ばかりだ』とボヤいていました」(現役選手)
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source : 週刊文春 2023年1月5日・12日号