「真風さんの記事を読んで、やっぱり今の宝塚は異常な状態なんだと再認識しました。先輩から下級生へのパワハラや暴言は当たり前なので、正直それが普通というか、みんな感覚が麻痺してしまっているんです」
そう話すのは、宝塚歌劇団の宙(そら)組生徒関係者だ。
小誌は今年1月19日号で「宝塚娘役を追い詰めたトップ 真風涼帆の陰湿イジメ」と題する記事を掲載。宙組トップスターの真風涼帆(まかぜすずほ)が、相手役だったトップ娘役の星風まどかを「下膨れ顔」「デブ」などと罵倒し、1時間の正座を強いていたこと。それを劇団は見て見ぬふりをしていたが、星風が罵倒を録音し、イジメを訴えた後、組を異動していたことなどを報じた。
劇団の内部関係者が語る。
「宝塚には5つの組がありますが、宙組は特に“学級崩壊”が深刻で、生徒同士の喧嘩なんてしょっちゅう。衣装が破かれたり、モノがなくなったりもするので、わざわざ小道具なども多めに用意しているんですよ」
そんな宙組で、ある事件が起きていた――。
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source : 週刊文春 2023年2月9日号