中国の人口が、遂に減少に転じました。中国の国家統計局が先月17日に発表した2022年末の人口推計によると、外国人を含まない中国大陸の総人口は14億1175万人でした。これは前年末から85万人の減少です。
一方、1月1日時点の国連推計によると、インドの人口は14億2203万人。中国は人口世界一の座をインドに譲ったものと見られます。
人口が減ったのは、少子高齢化が進んでいるからです。65歳以上は2億978万人もいます。高齢人口だけで日本の総人口を上回っています。65歳以上の人口比は約15%に達し、すでに「高齢社会」と呼ばれる基準の14%を突破しました。
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source : 週刊文春 2023年2月16日号