アメリカで総資産が16番目という大手の銀行「シリコンバレー銀行」(SVB)が、あっという間に経営破綻してしまいました。
アメリカ史上2番目という大規模な銀行破綻です。このためアメリカの金融業界に動揺が広がり、株価も一時は大きく下がりました。
銀行が破綻すると、通常はペイオフといって、一定の預金額しか戻ってきません。日本の場合は1000万円と、その利息分が守られるだけです。アメリカの場合は、これが25万ドル(日本円で約3300万円)までとなっていますが、今回は、緊急の措置として全額を政府が保証することにしました。多額の預金者が預金を引き出せなくなると、アメリカ経済への影響が大きすぎるとバイデン政権が判断したからです。
今回の銀行破綻は、アメリカの中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)が、急激に金利を引き上げたために起きたと言われます。でも、おかしくありませんか?
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source : 週刊文春 2023年3月30日号