先日、雑誌の企画で初めてのお客様のワードローブチェックを行いました。クローゼットを見ると冬のコート、トレンチコート、長袖のニットはあったのですが、春秋に着られる合い着のような羽織りがゼロ。聞くと「似合うものが探せなくて」とお客様。
春服の優先順位が低いお客様は意外にいて、何がそうさせているのか考えてみると……ゴールデンウィークの旅行用に買ったけれど、普段のテイストと合わずしまい込んでいる、春服に替えたと思ったらゴールデンウィーク、お休み明けには夏服と実は純粋な春服で出勤する日数が少ない、などの理由から、ごまかしごまかし装っている方が多いのです。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2023年4月13日号