「あの頃は、電気や水道が止まることなんて、しょっちゅうでしたよ」
そうしみじみと語るのは宮城大弥投手(21)の父で、沖縄県在住の宮城亨さん(55)である。
WBCで大谷翔平やダルビッシュ有らに可愛がられ、「愛されキャラ」が定着した宮城。2年連続で2桁勝利を挙げ、オリックスのリーグ優勝に貢献している宮城だが、少年時代の暮らしぶりは決して恵まれてはいなかった。
「自身も『貧しかったが野球をさせてくれた』とメディアに語っているほどです」(担当記者)
父・亨さんが当時の生活を振り返る。
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source : 週刊文春 2023年4月20日号