遂に山が動いた。カウアン・オカモト氏の会見には100名近い報道陣が集まり、日本メディアも次々報じた。だがジャニーズ事務所は判で押したように同じ回答を繰り返すだけ。なぜ誰も空前の性加害を止められなかったのか。
▶重要証言 ジュニアが逃げないようにスタッフが…
▶98年から役員 ジュリー社長 本当に知らなかった?
――大手メディアが報じていたら、選択は変わったと思いますか? ジャニーズに入所することをためらったであるとか。
「当時取り上げられていたら大問題になるはずなので、親も行かせないと思いますし、未成年なので、僕の判断だけで行けないですし、なかったんじゃないかと」
4月12日、丸の内の日本外国特派員協会(FCCJ)で、ある会見が開かれた。出席したのは元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏。彼は4月6日発売の『週刊文春』で、事務所創業者の故・ジャニー喜多川氏による性加害について、自身の体験を生々しく証言。その翌週、海外メディアだけでなく、朝日新聞、NHKなどの国内メディアも含め、計100人近い取材陣が集まる会見に臨んだのだ。
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source : 週刊文春 2023年4月27日号