24年前、『週刊文春』は14週にわたり、ジャニー喜多川氏の性加害についてのキャンペーン報道を行った。当時、記者として取材をしていたのが、ジャーナリストの中村竜太郎氏だ。彼は藤島ジュリー景子社長の説明に「誠意を感じられなかった」と語る。

私たちの記事が出た時、ジュリー氏はジャニーズ事務所の取締役でした。もちろん2004年、ジャニー氏の性加害を認めた高裁判決が確定した時もそうです。
にもかかわらず、今回彼女は「知らなかった」と語った。何より叔父であるジャニー氏と、母・メリー喜多川氏の2人だけであらゆることが決定され、この件を含めてジュリー氏らは「知ることの出来ない状態が恒常化していました」と述べていたのには、開いた口がふさがりませんでした。
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source : 週刊文春 2023年6月1日号