浮かれまくっていた阪神ファンには、ショッキングな交流戦の幕切れだった。
快進撃を続けてきた阪神の交流戦は、7勝10敗1分で終了。開幕前には6ゲームあった2位DeNAとの差も、2ゲーム(6月18日現在)まで詰め寄られてしまった。しかも終盤の負け方は、まさにチームに暗雲漂うものである。
ケチのつき始めは6月15日のオリックス戦。1点リードの9回に守護神・湯浅京己投手(23)が2本塁打を浴びて逆転負け。この敗戦で岡田彰布監督(65)は湯浅の一軍登録を抹消し、新守護神に岩崎優投手(32)を指名したが、その岩崎も打ち込まれる。同17日のソフトバンク戦で、同じく1点リードの9回に岩崎が2点適時二塁打を打たれて逆転負けを喫したのだ。9回2死、しかもカウントもツーストライクと追い込み、スタンドには“あと一球コール”が響く中での衝撃的な敗戦だった。
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source : 週刊文春 2023年6月29日号