安治川部屋 44歳新米師匠の部屋開き

佐藤 祥子
エンタメ スポーツ

 東京の下町に新たな相撲部屋が誕生。技巧派で知られた元関脇・安美錦の安治川親方と「雑草みたい」に伸び盛りな弟子たちの新たな門出に密着した。

部屋開きからわずか数日後には名古屋場所の宿舎へ。土俵でまわしを締めて稽古をつける親方

 44歳の新米師匠として奮闘するのは、元関脇の安美錦だ。「現役最年長関取の業師」として土俵を沸かせ、満身創痍の体で引退したのは2019年7月のこと。この時、すでに年齢は40歳――不惑の年を迎えていた。伊勢ヶ濱部屋の部屋付き親方となるも、独立することを決意。22年12月、甥っ子である内弟子の安櫻(あんざくら)を連れて安治川部屋を興した。

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source : 週刊文春 2023年7月6日号

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