ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者であるプリゴジン氏の乱は、朝刊の締め切りが終わってから事態が動くことがあった。このため朝、手元にある新聞に書かれていることと、テレビのニュース番組が報じている内容が全く異なるという現象が起きた。
典型的だったのが6月25日付朝刊だ。読売一面トップの見出しは「ワグネル反乱、軍と交戦」。しかしテレビはプリゴジン氏がベラルーシのルカシェンコ大統領と話し合い、占拠した軍管区司令部から移動していると伝えていた。
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source : 週刊文春 2023年7月13日号