ぐっすり眠った満足感を長年味わっていない。寝起きも悪いが、とくに悪いのは寝つきだ。高校生までは寝つきはよく、1日10時間ほど眠っていた。それでも起きるときは、いつももっと眠っていたかった。それほど睡眠が好きだった。
大学に入ると、どんなに眠くても寝つけなくなった。枕のせいかと思って色々買い替えたが、変わらなかった(眠ったとたんに枕が頭から外れるためかもしれない)。いまは眠気をできるかぎり我慢して、気絶するように眠っている。
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source : 週刊文春 2023年7月20日号