「とりあえずの服」を減らし汚クローゼットを脱却｜霜鳥まき子

「いや、ムカデじゃないんですから。脚は2本しかないんですよ！（笑）」

　ある方のとんでもない量と種類の靴下のストックを見て、私が発した言葉です。

　クローゼット整理のご依頼では、お客様の緊張を和らげる一言を放ったりしながら明るくチェックを進めていますが、汚部屋ならぬ汚クローゼット？を発生させてしまうのは、ものを持ち過ぎている方ばかり。ものが少ないのにクローゼットが汚いというケースは、私が知る限りほぼゼロです。

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source : 週刊文春 2023年7月27日号

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