驚異の“新怪物”だ。7月、福岡で開催された水泳の世界選手権に、来年のパリ五輪で日本のメダル候補の大きな壁になりそうなスイマーが現れた。フランスのレオン・マルシャンだ。会場が騒然となったのは競泳初日の男子400m個人メドレー。マルシャンは五輪の金メダル23個を持つ“水の怪物”マイケル・フェルプス(米国)が、高速水着時代の2008年北京五輪で出した最古の世界記録を15年ぶりに更新する、4分2秒50の世界新で優勝した。
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source : 週刊文春 2023年8月10日号