お盆休みが始まるが、変わらないのはうだるような暑さだ。世には様々な夏バテ対策があるが、名医たちはどのように酷暑を乗り切っているのか。あっと驚く偏食から、適切な汗の出し方まで、13人に我流対処術を聞いた。
すでに今年16日目の猛暑日を記録した東京。年間の最多猛暑日を記録した昨年を上回ることが確実だ。
小誌では、これまでも様々な夏バテ対策を識者に尋ね、紹介してきた。
そんななか、1つの疑問が湧き上がって来た。名医と呼ばれる医師たちは、どのような夏バテ対策、猛暑対策をして、この夏を乗り切っているのか――。
そこで、名医13人に、患者にも教えていない個人的な夏バテ対策を聞くことにした。
最初に、多くの医師が対策として挙げたのは、食事である。なかでも牛肉を重視するのは、順天堂大学医学部附属順天堂医院の消化器内科・伊佐山浩通教授(56)だ。
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source : 週刊文春 2023年8月17日・24日号