〈首相、二階氏に訪中要請〉
8月31日、各メディアが一斉にこう報じた。党の要職から外れ、その威光に陰りが見えていた最中の突然の脚光。自民党元幹事長の二階俊博氏(84)を直撃すると――。
今やだれもが知る二階氏と中国との関係。その始まりは初当選までさかのぼる。親交が深い作家の大下英治氏が解説する。
「二階氏は、日中国交正常化を果たした田中角栄元首相に1983年の初当選時から、薫陶を受けてきました。その後、運輸相などを歴任した奥田敬和氏のもとで外交を学んだ」
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source : 週刊文春 2023年9月14日号