今季はア・リーグ東地区の最下位に低迷しているニューヨーク・ヤンキースが、チーム再建の切り札として狙っているのが、オリックスの山本由伸投手(25)だと言われている。そのためにわざわざブライアン・キャッシュマンGM(56)が来日し、視察した試合が山本が2年連続のノーヒットノーランを達成した9月9日のロッテ戦だった。
「今日の試合のチケットはとっておく。いつかまた彼に会ったときに、サインを書いてもらえるかもしれないからね」
興奮気味にこう語った同GMだが、この試合で“山本詣”のために集結したメジャー関係者は全部で29人。このオフには激しい争奪戦が繰り広げられることは必至な情勢だ。
そしてもう1人、いまメジャーが山本に匹敵する力と、熱視線を送る投手がいる。西武の平良海馬投手(23)である。
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source : 週刊文春 2023年9月21日号