私たち将棋棋士の場合、同じ業界の棋士は仲間というより「同僚」に近い。お互いの対局日が違えば滅多に顔を合わさないし、相手に関与することは殆どない。
だが、日常で将棋盤を挟む「研究会仲間」になると距離が一気に近くなる。
「次の研究会、来週はどうですか?」
「その週は子どもの行事があって。再来週はどうですか?」
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source : 週刊文春 2023年9月21日号