「羽生さんとの結婚には驚いたねえ。ちょっと聞いてみちゃろ、と思って、まゆちゃんのお母さんに電話したんです。普段はすぐに出る律儀な人なのに、今回は折り返しすらない。これは逆に間違いねえなと思ったんですよ」


 こう語るのは、プロフィギュアスケーター・羽生結弦(28)の妻で元バイオリニストの末延麻裕子さん(36)の知人だ。

羽生結弦 ©︎時事通信

 羽生が自身のSNSで結婚を発表したのは8月4日午後11時11分のこと。この日は最高の開運日と言われる「一粒万倍日」。お気に入りの数字「1」が並ぶ時刻に合わせた突然の公表だった。

 自筆の署名入り文面ではフィギュアスケートへの熱い思いを綴る一方、結婚に関しては「入籍する運びとなりました」の一文のみ。「相手は一体誰なのか」と様々な憶測が乱れ飛んでいた。

 そんな中、「週刊女性PRIME」が9月16日に羽生の結婚相手は8歳年上の元バイオリニスト・A子さんだと報道。すると9月19日には山口県周南市・下松市・光市のローカル紙「日刊新周南」の電子版が、その元バイオリニストは光市出身の末延さんであると写真付きで大きく報じたのだ。

結婚をスクープした「日刊新周南」

 その後、末延さんは有名アーティストと多数コラボしているプロバイオリニストであること、羽生とは2019年に富山県で開催された「ファンタジー・オン・アイス」で共演していたこと、現在は所属事務所を退所して表舞台からは姿を消していることなどが次々と報道された。

 瞬く間に“時の人”として脚光を浴びることになった末延さん。そこで「週刊文春」の記者は彼女の地元・山口県光市を訪ねた。ところが、末延さんの親族や近隣住民たちは口を揃えて「羽生さんと結婚したなんて全く知らなかった」と語るのだった。

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source : 週刊文春